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オイスターバーブロンブログ
水の都、愛媛県西条市の牡蠣『瑞宝』と一緒に至高のペアリングを♪♬
雨の影響もあり涼しい日が続きます。
今年は冷え込み始めるのが遅かった為、紅葉の期間が短くなるという予測が出ています。
ただ、一気に紅葉が進むため、ダイナミックで、迫力ある紅葉が見られるそうです。
さて、九月もあと一週間。
休止中の産地の牡蠣の身入りが回復力し、再開するのはいつでしょうか。
本当に待ち遠しい限りです。。。
本日は数量限定、特選牡蠣のご紹介です。
水の都、愛媛県西条市の牡蠣
『瑞宝』
西日本最高峰、石鎚山山系の恵まれた伏流水で育った、シングルシードの三倍体牡蠣です。
河口干潟で育てられており、干潮時は海上に露出します。
殻もぎゅっと閉まる為、身入りよく、旨味の詰まった牡蠣になります。
味わいはややあっさりめで爽やか、出汁の様な旨味に仄かな酸味が加わります。
どこかフルーティーな印象を受けます。
おすすめは、、、シャンパーニュ!!!
繊細で、エアリー、クリーンで透明感のあるシャンパーニュがお薦めです。
BELON銀座店イチオシは、、、
アヤラの『ル・ブラン・ド・ブラン』
牡蠣の味わいの輪郭とワインのフレーバーの完全な調和。
これが一体になるということか、、、と言うのを実感出来ます。
某、超有名ソムリエのお方も絶賛された、とっておきのペアリングです!
美食の季節を是非、『牡蠣』と一緒に!
至高のペアリングをお楽しみ下さい♪♬
Par UTPN
牡蠣との調和、そして味わいを創生するNZのソーヴィニョンブラン♪♬
さて、本日は9月からスタートの、
ニュージーランドが世界に誇るマルボロのソーヴィニョン・ブラン
『ヴィラマリア』の
僕が初めて飲んだニュージーのソーヴィニョン・ブランがこちらの生産者さんで、
今月より取り扱いを始めた三国ワインさんには大感謝です。笑
とても分かりやすい、ガヴァやパッションフルーツに刈りたての芝生。
よく『パンジェント』と表現される、はっきりとしたピュアで力強い香りです。
もぎたての果実の様な瑞々しい質感と、ピュアで爽やかな酸味がバランス良く、心地よい、明快なワインです。
飲んでいるだけでなんか楽しくなっちゃいます。
まさにニュージー、ソーヴィニョン・ブランのお手本ですね。
牡蠣に合うワインのコンペティションで、ニュージーのソーヴィニョン・ブランがよくランクインしているのですが、
ワインの持つ爽やかな酸が牡蠣の味わいの輪郭はっきりさせ、
牡蠣の心地よい塩気とワインのピュアな果実のフレーバーが見事に融合し、心地よい余韻を造り上げます。
濃厚、クリーミーというより、比較的爽やかな牡蠣と相性が良いです。
是非、ヴィラマリアと一緒に色々な牡蠣の個性を楽しんでみて下さい♪♬
BELON銀座店 8月のおすすめ ~ワインのお供に~
台風を境に、気持ち暑さが和らいだ気がします。
先月末からの酷暑に慣れすぎてしまった為か、今日は風が涼しく感じます。
そんな残暑(?!)と美食の季節『秋』に向けての銀座店のオススメ、ワインのお供のご紹介です。
まず一品目は
『焼きナスのシェリーヴィネガーマリネ』
長茄子を特別な網でじっくり焼くことで茄子の甘さを引き出しています。
シェリーヴィネガー薫るちょっと大人な一品。銀座で採れた蜂蜜が隠し味。
さっと削ったペコリーノチーズが爽やかなマリネにちょうど良い塩気と円やかさを加えてくれます。
合わせるワインは、、、
もちろんシェリーのマンサニージャや日本酒、リオハの軽めのクラシカルな白なんか良さそうです。
二品目がこちら、
『スルメイカのイカスミフリット』
サクッとした食感から現れるジューシーな肉汁とプリプリの刻んだイカ。
フワッと残るモチモチ感がしっかりまとめてくれます。
『スルメに七味唐辛子とマヨネーズ』をシェフの遊び心でアレンジした、
『パプリカパウダーのかかったアイオリソース』がとても合います。
これは、、、やはり生ビールになってしまいますが、
ワインでしたらイタリア、マルケ州の軽いヴェルディッキオ。
クリスプなテクスチャーとちょっとした塩気と心地よい苦味がフィットしそうです。
是非、生牡蠣の次のワインのお供にお試し下さい♪♬
Par UTPN
『Chateau Doisy-Daëne Sec』なかなか、ガストロノミックなワインです!!
本日は8月のプレミアムなワインのご紹介です。
『シャトー・ドワジデーヌ セック』
ソーテルヌ地区バルザックで育ったソーヴィニョン・ブラン。
ボトリティスがつく前の良質な葡萄のみをアロマのベストタイミングを狙い、選定して造られいます。
もちろん辛口白なのでバルサックは名乗れずボルドー・ブランとなる訳なのですが、
さすが故デュブルデュー教授のDNAを受け継ぐシャトーという事で
ソーヴィニョン・ブラン100%で造られています。
ソーテルヌでソーヴィニョン・ブラン100%と聞くと、ちょっと不思議な感じがしてしまいますね。
完熟したマンゴーやパッションフルーツの様なリッチなアロマ。
ソーヴィニョン・ブラン特有のグリーントーンは一切感じられなく、
むしろ、リンゴの蜜やアカシヤの花の蜜を感じます。
果実の熟度の高さと収穫のタイミングの素晴らしさ、技術力の高さを否応なしに感じさせます。
イキイキとした、硬質で奥に伸びる豊富な酸が香りのボリュームとあいまって、
ピンと張った細い糸に絶妙なバランスで平衡を保ってしているか様なバランス感。
凛とした張りのあるテンションと、どこまでも伸びる孤高の余韻を感じさせます。
さすがバルサック二級シャトーの辛口白という仕上がりのワインですが、
ちょっとワンランク上のワインです。
思いっきりガストロノミックなワインなので、ここはオイスターバーとして『岩牡蠣』を合わせたいと思います。
レモンの役割はワインが十二分に果たしてくれるので、フランスのお塩、ゲランド塩を添えます。
ミネラル豊富で旨味をハッキリと感じるブルターニュの海のお塩です。
岩牡蠣の持つ旨味、磯の香りをより強くさせ、
岩牡蠣特有のやや混濁としたクリーミーさにはっきりとした輪郭をつけます。
岩牡蠣の味わいを一回りボリュームアップさせ、このワインとお楽しみ頂きたい思います。
是非、BELON 銀座店でお試し下さい♪♬
Par UTPN
ブルゴーニュワイン高騰に悩む飲食店の強い味方『Saint-Romain』♪♬
最近あまりの暑さでマスクをしている方も減りました。
電車、通勤ラッシュの中でさえも感じます。
このコロナ渦を通して世界が大きく変わりました。
生活サイクルだけではなく、我々ワイン業界でも進行形で変わりつつあります。
もちろんコロナだけではなく、ウクライナ戦争による輸送難や燃料費高騰、
もちろん最近多々話題になる温暖化による影響と、それに向けた対策の為の様々な経費高騰。
そして、円安の影響も大きいです。
コロナの復活から出遅れた日本は世界市場での存在感も弱くなってしまい、相場の弱体化もあいまって、
ブルゴーニュを筆頭に、ボルドー、シャンパーニュとブランド力のある産地全において、後手をふんでしまい、
高騰、むしろ、手に入らないという事象にはまり、
特にブルゴーニュはとんでもない値上がりに直面しています。
この秋、酒税法改定も控えており、
インポーターさんからもらっている現段階の資料だけでも恐ろしい値上がりが確定しています。
ムルソーの村名クラスがかつてのグラン・クリュクラスの価格になっており、
グラン・クリュとなると、もはや『え、、、?!』と耳を疑う価格になってしまっています。
そんな中、昔より値は上がっているのですが、
注目度が低いのか、なんとか手に届くのがこちら、
『コート・ド・ボーヌ』の『サン・ロマン』です。
コート・ド・ボーヌの中でも最も斜面上部、標高400mに位置する村なので、
標高による冷涼な気候を活かした、溌刺とした酸とキリッとしたミネラリティが下支えする産地です。
温暖化の影響がプラスに働き、実もしっかり熟す様になり、一時、注目された産地なのですが、
最近、値上がりに目を奪われがちで、ちょっと忘れ去られてしまっている気がします。
こちら『ジョセフ・ドルーアン』の『サン・ロマン』、やや軽めですが、
一瞬ムルソーを彷彿させるリッチなクリーミーな香りに、
アオサ海苔の様な磯の香りが感じ取られます。
樽由来のクリームっぽさがあるワインなので、
生牡蠣というより、火を入れて、
フライの様なサクッとした食感よりも、フリットの様なフワッとした食感で、
香りを合わせて、アオサを混ぜた衣で揚げた牡蠣のフリットをお塩で、、、なんかいかがでしょうか?
今度料理長に相談してみようと思います♪♬
par UTPN
すっきり、爽やか、ドライでライト!、、、だけではないんです!