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オイスターバーブロンブログ
NEW AYALA のテイスティングに参加してきました。
昨日、三国ワインさんの招待でアヤラのセミナーに行ってきました。
今年度から新たなスタイルでリリースされるらしく、その御披露目ということで、
4つのキュヴェを四種類の塩と合わせてみるという興味深いセミナーでした。
今回のリニューアルのポイントは
①テロワールの多様性
②シャルドネ率の増加
③ミクロヴィニフィカション
④ヴァンドレゼルブの増加
⑤ドザージュの減少
だそうです。
使用される畑が増え、
2012年は25CRUsであったのが2017年は50CRUs、そして今回、70のCRUまで広がったそうです。
さらに、その畑の収量に応じたサイズの発酵タンクで醸造することで
それぞれの個性を表現したピュアなベースワインを造れる様になったそうです。
なかでも、アヤラのスタイルの柱となるシャルドネにおいて
ピュアさとミネラリティをより表現出来るようになったとのことでした。
それに加え、リザーブワインの比率を高めることで、使用するドザージュ量を減らし、
ドザージュに頼らない、よりクリアーでミネラリティのある調和を達成することが出来たそうです。
ブリュット・マジュールはクリアーでスタイリッシュ、軽やかになりつつもバランスがしっかりとれた、
牡蠣を始め、アペリティーフとして素晴しいシャンパーニュになっていました。
ブリュト・ナチュールはより研ぎ澄まされ、どこか凜とした、フレンドリーというより、
ガストロノミックな食事向けの味わいに感じました。
ロゼはおいといて、、、
一番良かったのがニューリリースのブラン・ド・ブラン2016年。
個人的な意見としてブラン・ド・ブランはどうも市場においてネームバリューが先行してしまい
実際のクオリティーや食事との相性が隠されてしまっているのではないか、、、と疑いがちなのですが、
今回合わせたフランス産のゲランド塩と素晴らしい相性でした。
ゲランド塩特有の豊かな磯の香りを伴う旨味がブラン・ド・ブランのフルーツ香を引き出しつつ、
お互いの余韻を伸ばす、調和の取れた心地よいフィニッシュでした。
このお塩、牡蠣にも通じる味わいでしたので、
このブラン・ド・ブランは牡蠣ともきっと素晴らしいハーモニーを奏でるのではないかと、感じました。
うん!近々注文してしまおう♪♪
par UTPN
4月の月替わりコースのご案内です。
クセ強ペアリング ~『レッチーナ』と牡蠣を合わせてみました~
本日はクセ強ペアリングのご紹介♪
みなさん『レッチーナ』というワインをご存知でしょうか?
ギリシャのワインでその特異性から特定名称として認められています。
なにが特別かというと、松ヤニが少量加えられています。
なぜ松ヤニがわざわざ加えられているかというと、、、
まだワインの瓶が発明されてなく、樽もなかった時代。
ワインはアンフォラという土器に詰められて運ばれていました。
蓋を閉める際、中身が漏れない様に松ヤニを塗って密封しており、
その為ワインに松ヤニのフレーバーが移ったというのが起源です。
なんか、時の流れ、ロマンを感じますね。
昔は松ヤニのフレーバーがかなり強いのもありましたが、
フレーバーを控えめに調和を重視した造りとワイン自体の質の向上もあり、
松ヤニの香りが若干、ジュニパーベリーやボタニカルな香り、
ローズマリーを炙った様な力強い独特なハーブ香を感じます。
オススメの牡蠣は石川県能登の牡蠣♪
日本海側の牡蠣らしい、さっぱりした中にある力強い塩気が特徴の牡蠣です。
ワインがかなりクセがあるのでどおかな、、、
と思ったのですが、
牡蠣のあっさりめの味わいにワインの柑橘のフレッシュさが加わり意外と悪くはない。
牡蠣とワインのテクスチャーもスムース。
そこに牡蠣の磯の香りとワインのローズマリーの香りが寄り添い独特なハーモニー、
清涼感のある余韻をもたらしてくれます。
意外とクセになる味わいでした。
試せなかったのですが、香草焼きや牡蠣フライなんかも良さそうです。
グラスでリストインしようか迷ってるのですが、
とりあえずボトルで用意しておいて、いざという時のサプライズとしてスタンバっておこうと思います。
par UTPN
長崎県小長井産『華蓮』はじまりました♪♬
3月の月替わりコースのご案内
春は出会いと別れの季節。
大切なひと時にひと花添える特別なコースをご用意♪♬