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オイスターバーブロンブログ
北海道『昆布森』とミュスカデのペアリング♪♬
BELON銀座店では北海道『昆布森』の牡蠣を始めました。
大振りで濃厚、クリーミーな牡蠣です。
『濃厚な牡蠣には濃いワイン』
強さに強さで合わせるのはセオリーの一つではありますが、
僕のオススメはフランス、ロワールのミュスカデです。
ライトでさっぱりしているとされるワインです。
牡蠣の味わいをカテゴリー分けする際、味の濃淡ももちろんありますが、
『味の質』というものに着目しています。
まずはワインと一緒でアタック。
簡単に言うと味わいの強さ、【濃淡】です。
次に【旨味寄り】か【甘味寄り】かで分け、
そこに旨味の中ある一種の【えぐみや雑味】の様なヨード香を伴う味わいのボリュームを加え、
味わいの系統を判断します。
そして【テクスチャー】。さっぱり~クリーミーで分類分けし、
最後にワインと合わせてどの様な方向性で味わいを楽しむかを総合的に判断し決定します。
北海道の牡蠣はクリーミーではあるのですが、
甘味というより意外と味わいはドライで旨味が強い傾向があります。
ミュスカデはスッキリしたワインなのですが、
シュール・リーという澱と一冬寝かそ製法をとり、旨味とコクが出ます。
それが牡蠣の旨味を引き立て、ワインのコクと牡蠣のクリーミーさが調和し、爽やかな余韻をもたらします。
こんな感じでペアリングを考えたりするのが面白くもあり、
ソムリエの各々の個性がでて面白いところでもあると思います。
par UTPN
『中国ワイン』~~牡蠣との長い歴史のマリアージュを♪♬~~
『中国ワイン』
と、聞いて皆さんどお思いますか?
中国でワイン作ってるの?
大丈夫?
というのが本心ではないでしょうか?
僕も実際そうだったのですが、実は中国、、、
2021年葡萄生産量は世界3位、ワイン消費量は7位、生産量は11位
と、、、ワイン・葡萄大国なのです。
先日ちょうどある生産者の赤を飲む機会があったのですが、
濃厚で滑らか、非常に密度が高くまさにシルキー。
しかし重さやしつこさを一切感じさせなく、フレッシュでクリアー。
綺麗な作りで、とにかく緻密な印象、そのレベルの高さに驚かさせられました。
もちろん生産者やそのワインのグレードにもよると思いすが、
非常にポテンシャルを持つ国であるというのを感じました。
歴史を紐解くと紀元前7000年にはワインを造られていたという説もあり、長い歴史を持ちます。
一方、牡蠣の養殖も漢王朝時代、紀元前200年頃からされていたとされ、
牡蠣とワイン共に長い歴史を持つ国でもあったのです。
そんな長い歴史のマリアージュをBELON銀座店で楽しんでみませんか?
ワインバーが贈るこだわりのジン
『無花果』 こう書くとなにかの曲名みたいですね♪♬
イチジク
『無花果』と書く様に、
花を咲かさずいきなり幹から生えてきます。
不思議な果物だなーと調べてみたら、どうやらあの実の中に花が隠れている
隠頭花序(いんとうかじょ)
という形態らしいです。
花が含まれている花嚢がやがて果嚢となって肥大化して食べられる実になるそうです。
歴史を紐解くとブドウとともに紀元前から育てられていた最古の栽培果実の一つと言われていて、
エジプトのピラミッドなどの遺跡に描かれている他、
旧約聖書のアダムとイブの話やローマ建国神話などにも載るくらい古くから親しまれてきた果物だそうです。
なんと、そんなに長い歴史を持つ果実だったのですね。
たまにワインのおつまみで出てくる、ドライイチジク。
そう考えると悠久の時を感じさせてくれるお洒落なアテに見えてきますね。
本日の岩牡蠣のご紹介です。
BELON銀座店 4月・5月の曜日別イベントのご紹介