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オイスターバーブロン銀座店ブログ
『中国ワイン』~~牡蠣との長い歴史のマリアージュを♪♬~~
『中国ワイン』
と、聞いて皆さんどお思いますか?
中国でワイン作ってるの?
大丈夫?
というのが本心ではないでしょうか?
僕も実際そうだったのですが、実は中国、、、
2021年葡萄生産量は世界3位、ワイン消費量は7位、生産量は11位
と、、、ワイン・葡萄大国なのです。
先日ちょうどある生産者の赤を飲む機会があったのですが、
濃厚で滑らか、非常に密度が高くまさにシルキー。
しかし重さやしつこさを一切感じさせなく、フレッシュでクリアー。
綺麗な作りで、とにかく緻密な印象、そのレベルの高さに驚かさせられました。
もちろん生産者やそのワインのグレードにもよると思いすが、
非常にポテンシャルを持つ国であるというのを感じました。
歴史を紐解くと紀元前7000年にはワインを造られていたという説もあり、長い歴史を持ちます。
一方、牡蠣の養殖も漢王朝時代、紀元前200年頃からされていたとされ、
牡蠣とワイン共に長い歴史を持つ国でもあったのです。
そんな長い歴史のマリアージュをBELON銀座店で楽しんでみませんか?
ワインバーが贈るこだわりのジン
『無花果』 こう書くとなにかの曲名みたいですね♪♬
イチジク
『無花果』と書く様に、
花を咲かさずいきなり幹から生えてきます。
不思議な果物だなーと調べてみたら、どうやらあの実の中に花が隠れている
隠頭花序(いんとうかじょ)
という形態らしいです。
花が含まれている花嚢がやがて果嚢となって肥大化して食べられる実になるそうです。
歴史を紐解くとブドウとともに紀元前から育てられていた最古の栽培果実の一つと言われていて、
エジプトのピラミッドなどの遺跡に描かれている他、
旧約聖書のアダムとイブの話やローマ建国神話などにも載るくらい古くから親しまれてきた果物だそうです。
なんと、そんなに長い歴史を持つ果実だったのですね。
たまにワインのおつまみで出てくる、ドライイチジク。
そう考えると悠久の時を感じさせてくれるお洒落なアテに見えてきますね。
本日の岩牡蠣のご紹介です。
BELON銀座店 4月・5月の曜日別イベントのご紹介
NEW AYALA のテイスティングに参加してきました。
昨日、三国ワインさんの招待でアヤラのセミナーに行ってきました。
今年度から新たなスタイルでリリースされるらしく、その御披露目ということで、
4つのキュヴェを四種類の塩と合わせてみるという興味深いセミナーでした。
今回のリニューアルのポイントは
①テロワールの多様性
②シャルドネ率の増加
③ミクロヴィニフィカション
④ヴァンドレゼルブの増加
⑤ドザージュの減少
だそうです。
使用される畑が増え、
2012年は25CRUsであったのが2017年は50CRUs、そして今回、70のCRUまで広がったそうです。
さらに、その畑の収量に応じたサイズの発酵タンクで醸造することで
それぞれの個性を表現したピュアなベースワインを造れる様になったそうです。
なかでも、アヤラのスタイルの柱となるシャルドネにおいて
ピュアさとミネラリティをより表現出来るようになったとのことでした。
それに加え、リザーブワインの比率を高めることで、使用するドザージュ量を減らし、
ドザージュに頼らない、よりクリアーでミネラリティのある調和を達成することが出来たそうです。
ブリュット・マジュールはクリアーでスタイリッシュ、軽やかになりつつもバランスがしっかりとれた、
牡蠣を始め、アペリティーフとして素晴しいシャンパーニュになっていました。
ブリュト・ナチュールはより研ぎ澄まされ、どこか凜とした、フレンドリーというより、
ガストロノミックな食事向けの味わいに感じました。
ロゼはおいといて、、、
一番良かったのがニューリリースのブラン・ド・ブラン2016年。
個人的な意見としてブラン・ド・ブランはどうも市場においてネームバリューが先行してしまい
実際のクオリティーや食事との相性が隠されてしまっているのではないか、、、と疑いがちなのですが、
今回合わせたフランス産のゲランド塩と素晴らしい相性でした。
ゲランド塩特有の豊かな磯の香りを伴う旨味がブラン・ド・ブランのフルーツ香を引き出しつつ、
お互いの余韻を伸ばす、調和の取れた心地よいフィニッシュでした。
このお塩、牡蠣にも通じる味わいでしたので、
このブラン・ド・ブランは牡蠣ともきっと素晴らしいハーモニーを奏でるのではないかと、感じました。
うん!近々注文してしまおう♪♪
par UTPN
4月の月替わりコースのご案内です。
クセ強ペアリング ~『レッチーナ』と牡蠣を合わせてみました~
本日はクセ強ペアリングのご紹介♪
みなさん『レッチーナ』というワインをご存知でしょうか?
ギリシャのワインでその特異性から特定名称として認められています。
なにが特別かというと、松ヤニが少量加えられています。
なぜ松ヤニがわざわざ加えられているかというと、、、
まだワインの瓶が発明されてなく、樽もなかった時代。
ワインはアンフォラという土器に詰められて運ばれていました。
蓋を閉める際、中身が漏れない様に松ヤニを塗って密封しており、
その為ワインに松ヤニのフレーバーが移ったというのが起源です。
なんか、時の流れ、ロマンを感じますね。
昔は松ヤニのフレーバーがかなり強いのもありましたが、
フレーバーを控えめに調和を重視した造りとワイン自体の質の向上もあり、
松ヤニの香りが若干、ジュニパーベリーやボタニカルな香り、
ローズマリーを炙った様な力強い独特なハーブ香を感じます。
オススメの牡蠣は石川県能登の牡蠣♪
日本海側の牡蠣らしい、さっぱりした中にある力強い塩気が特徴の牡蠣です。
ワインがかなりクセがあるのでどおかな、、、
と思ったのですが、
牡蠣のあっさりめの味わいにワインの柑橘のフレッシュさが加わり意外と悪くはない。
牡蠣とワインのテクスチャーもスムース。
そこに牡蠣の磯の香りとワインのローズマリーの香りが寄り添い独特なハーモニー、
清涼感のある余韻をもたらしてくれます。
意外とクセになる味わいでした。
試せなかったのですが、香草焼きや牡蠣フライなんかも良さそうです。
グラスでリストインしようか迷ってるのですが、
とりあえずボトルで用意しておいて、いざという時のサプライズとしてスタンバっておこうと思います。
par UTPN
長崎県小長井産『華蓮』はじまりました♪♬