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オイスターバーブロン銀座店ブログ
スペイン発!メルロー100%の赤ワインヴィネガー!これはなかなかのお薦め♪♬
牡蠣に合わせるソースに 【ミニョレット・ソース】 というものがあります。 赤ワインヴィネガーに、刻んだエシャロット、ブラックペッパー、お塩を加えたものです。 日本人の感覚でいうと、赤ワインヴィネガーではなく白ワインヴィネガーの方が良いのでは? 、、、と、思ってしまいます。 牡蠣と白ワインヴィネガー/赤ワインヴィネガーを実際に比べてみると、、、 白ワインヴィネガーがまるでレモンの様に口の中をさっぱりとリセットして、牡蠣をサクサク食べれるのに対して、 赤ワインヴィネガーは出汁の様。牡蠣特有のエグミや雑味が消え、奥に潜む旨味を引き出します。 実はこちらの方が牡蠣の味わいを楽しむことが出来ます。 そんな訳で、最近スタッフから、、、 『牡蠣と赤ワインのペアリングを用意して欲しい』 との要望があり、赤ワインをひとつ用意しました。 ニュージーランド ホークスベイのボルドーブレンド『 Villa Maria Private Bin Hawkes Bay 2021 』 ボルドーはもちろん、ワインが有名ですが、牡蠣の名産地でもあります。 牡蠣にボルドー白を合わせるのは定番中の定番ですが、 ボルドー赤にも塩気に似た旨味を感じるものがあり、 特に熟成された円やかな赤はテクスチャーのざらつきも抑えられ、牡蠣と意外な好相性を示します。 という訳で、ボルドーブレンドにも生牡蠣との可能性を感じており、 重く、ぼてっとしたものではなく、やや線が細い、シュッとしたもの、、、 冷涼なニュージーランドの、かつボルドーブレンドの銘醸産地『フォークス・ベイ』のワインを選びました。 ただ、まだ若く特有のタンニンがたっているので、『繋ぎ』として用意したのが、先程の赤ワインヴィネガー。 スペインの赤ワインヴィネガー♪メルロー100%! このヴィネガーを造る為に育てられたメルローというのだからかなりのこだわり、 かつ、この『メルロー』でボルドーブレンドとを繋いでもらおうと企みました。 ヴィネガーの酸味とブドウジュースの様な甘味がワインを円やかにする一方、 牡蠣を包み込みこんでエグミを消し去り、旨味を引き出します。 最後にヴィネガーが赤ワインと牡蠣をしっかり繋いで、牡蠣の味わいを楽しめつつ、 後味もフルーティーでさっぱり♪気持ちの上がる余韻が残ります。 クリーミーで甘い牡蠣というより、旨味寄りの、若干牡蠣らしいエグミある牡蠣の方が良さそうです。 BELON銀座店にお立ち寄りの際は是非お試し下さい♪♪ UTPN
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