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2025年2月

マルヌのミクロ・クリマ≪Vallee du Brunet≫のChardonnayをお楽しみ下さい♪♬

心機一転、今日から2月です。

木々も新芽の蕾が膨らみ始め、春の訪れを今か今かと待ちわびています。


さて、本日は今月のオススメシャンパーニュのご紹介です♪♪

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マルヌの生産者『Tribaut Schloesser』が造るブラン・ド・ブラン


『Vallee du Brunet Blanc de Chardonnay』です。



マルヌ渓谷と言えば、ムニエが有名ですが、他の産地と違わずミクロ・クリマが数多く存在し、

素晴らしいシャルドネを産み出すエリアも存在します。

その一つがブリュネ渓谷であり、その渓谷のあるフルリー・ラ・リヴィエール村は白亜質石灰岩の地層帯にあり、

その南向き斜面から収穫されたシャルドネを主軸に隣接するロムリー村、コルモワイユ村の計3村のシャルドネから造られたシャンパーニュです。


『Blanc de Blancs』ではなく、『Blanc de Chardonnay』と記載されているところ、そして、、、

『Vallee du Brunet』とその渓谷の名を冠しているところに、その想いを感じます。


コート・デ・ブランの硬質で芯のあるシャルドネとも、

モンターニュ・ド・ランスのふくよかで苦味を伴うシャルドネとも一味違う、

軽やかで瑞々しさを併せ持つブラン・ド・ブランです。

ただ、決してシンプルということはなく、土着酵母由来の複雑さと、樽熟リザーヴ由来の力強さ、

長期シュール・リー熟成による旨味とコクを持ち合わせます。


好気的な造りらしい、口中の奥にギュッと集約する凝縮感のある酸化的なトーンが、

これから始まる、独特のエグミとねっとり感を持つ岩牡蠣や、

焼くことで旨味が凝縮し、力強さを纏う焼き牡蠣との相性の良さを感じさせます。


是非、春の岩牡蠣や焼き牡蠣とお楽しみ下さい♪♪

                                    UTPN