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今年のボジョレー・ヌーヴォーはキャッチコピーが見つからなくて困ります。。。

本日11月21日木曜日は待ちに待った、2024年『Beaujolais Nouvuau』の解禁日です♪♬

メニューを作る際、毎年いれている恒例の

『キャッチコピー』

ネットで全然見つからずちょっと困惑気味です。。。

 

今年は多雨・多湿、そして世界的に続く夏の酷暑の影響で、大変な苦労をされた年の様です。

生育期前半は多雨の影響で病害や日照不足に悩まされたそうですが、

8月以降の高温と乾燥、そして何より、生産者の方々の不断の努力によって、

今年も素晴らしいヌーヴォーが届き、

朝一で早速試飲をして慌ててメニューを作成しました。。。

 

最近は環境問題への取り組みからヌーヴォーを輸出しない生産者が増える中、

もちろん環境問題はとても大切なことですが、

折角日本に根付いているこの一大イベントを下火にさせるのも忍びないので、

今年は定番のBeaujolais-Villages ROUGE【赤】以外にMacon-Villages BLANC【白】もグラス提供することにしました。

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生産者は『Laboure-Roi(ラブレ・ロワ)』

1832年設立の歴史あるネゴシアン・エルブールです。

 

ヌーヴォー/新酒というと、どうしてもBeaujolaisの赤のイメージが強すぎるのですが、

新酒なので、他のエリアでも、そして赤以外に白、ロゼ、オレンジもあります。

 

ブルゴーニュの白と言えば、シャルドネ、そして樽香のイメージが強いかと思いますが、

こちら、Macon-Villagesの新酒の白はとてもフルーティーです。

 

洋梨や青りんごのフレッシュで柔らかい果実香、シャルドネが本質的に持つ香りがとてもピュアに、そしてストレートに表れています。

もちろん辛口なのですが、口いっぱい甘い果実香が広がります。

先ほど8月は高温で乾燥とお伝えしましたが、

夏の酷暑を感じさせない、唾液が止まらず流れ続ける様な豊富でストレートに伸びる酸が、果実の重さを感じさせない瑞々しさを口の中に残します。

また、単純に軽く、スッキリなワインとも異なる、密度の高さと、そこからくる仄かな苦みにも似た充実感が、

決してシンプルではない、果実の豊かさとエレガンスを併せ持つヌーヴォーに仕上がっていることを感じさせてくれます。

思わず、次の一杯へ、次の一皿へと食欲を掻き立てる、お食事に寄り添うアクセシブルなワインです。

 

本日、ランチタイムからご好評頂き、生牡蠣とも好相性。

数に限りがございますので、是非、お早めのご来店お待ちしています。

                           UTPN

 

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