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注目!! 虹の国 南アフリカの古木『セミヨン』♬♬

 

本日は6月のBELON銀座店≪注目ワイン≫のご紹介です。

南アフリカ ワイルドバーグが造る

『Coterie Semillon&Sauvignon Blanc』

(コウテリィ セミヨン&ソーヴィニョン・ブラン)です。

 

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南アフリカの白というと『シュナン・ブラン(スティーン)』がまず思い出されますが、

実はセミヨンも1600年代、南アフリカで最初に植えられた3品種の一つに挙げられ、

19世紀にはケープの畑の9割を占めていたとの話もあります。

長い年月をかけ環境に順応し変異した『セミヨン・グリ』も混ざることで、他のエリアと異なる個性を放ちます。

 

セミヨンというと、場所は違いますが、

帆立貝との好相性でしられるオーストラリアのハンター・セミヨンや、

牡蠣と相性の良いボルドー・ブランや貴腐ワイン

も知られているので、こちらのセミヨンも『コースタル・リージョン』、海沿いの産地!!

貝類、特に牡蠣との相性が期待できそうです。

 

最初は抑制的でミネラルフォワード。太陽の明るいトーンを感じます。

レモングラスにセージやタイム、フェンネルなどのドライハーブ、干し草や乾いた土のミネラル、ヨード香のアクセントを感じます。

アタックは優しく、酸はキメ細やかで繊細。瑞々しく柔らかいテクスチャーと共にピリッとした仄かなスパイスも感じます。

口に含むと一転、抑えられていた洋ナシや花梨の様な柔らかく、とろける食感のある果実が口いっぱいに広がります。

中盤以降、樽由来のバニラやムスクの甘く魅惑的な香りを伴い、ドライハーブや干し草、ヨードなど、多層的な香りをまとめ上げます。

どこまでも広がる充実感のあるフィニッシュ。多層的で深み、奥行きを感じるワインです。

 

生牡蠣はもちろん、牡蠣のグラタンや牡蠣とホタテのパイ包み、特に、牡蠣のトマトパスタとは好相性。

お食事を通して、時間の経過と共にワインの表情の変化をお楽しみ頂きたいワインです。

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