〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-17-2
第2野々ビル1F
TEL 03-6427-8288
FAX 03-6427-8298
2024年4月
ワイン、お食事を引き立てる為の『抑えられた』微発泡。これを飲めばその意味がわかります☆
最近なにかと低アルコール&穏やかな酒質のワインを求めてしまいます。
最近のトレンドと言えばトレンドなのですが、まーなんといいますか、、、
『歳のせいでしょうか、、、』
牛や羊の脂も翌日に残りがち。つい優しい甘味のある豚肉にシフトしてしまう今日この頃。
体に優しい1本をご紹介します♪♪
富士山ワイナリーが日本の土着品種『甲州』から造る
『Shizen Sparkling Koshu』
名前の通りの自然な味わいの優しい泡の甲州です。
これまた、富士山ワイナリーというところがまたインバウンドを意識している感じもしてしますが、、、
銀座という場所柄、海外の方がいらっしゃらない日はありませんので、ちょっと意識しています(笑)。
ランチから牡蠣とワインを楽しまれる方も非常に多いので
『日本ならではのワインと牡蠣を楽しんで頂きたい』
とご用意したのがこちらのワインです。
スパークリングワインというより、ヴィーニョヴェルデの様な優しい微発泡。
ワインの味を楽しんで頂く為のあえての控えめにしているそうです。
伸びやかで透明感のある酸がスッと奥へ進み、繊細でエレガンスを感じます。
葡萄本来の優しい果実のアロマに
日本酒の様な酵母の香りと醤油や出汁に含まれる旨味を伴う香ばしいアクセントが加わり絶妙なバランスを造り上げます。
リフレッシングな酸の後、口中に広がるコクや旨味が食材を一段引き上げる、フィネスのあるフィニッシュ。
澄んだ繊細な出汁をベースとした和食や個人的には白身魚やエンガワの握りなど良さそうです。
当店では生牡蠣に、何もつけずそのままで、、、
『Shizen Sparkling KOSHU』とお楽しみ下さい♪
UTPN
個性派!!アメリカ、セントラルコーストで育った南仏土着品種『ピクプール』♪♪
今日はマニア心をくすぐる、一風変わったワインのご紹介です。
うちのオーナーにも試飲してもらったのですが、、、
『まーそーだろな、、、』
というイマイチな反応。
でもこれを造ろうと考え、造ってしまった生産者の方をどうしても応援したくなってしまい、
銀座店限定メニューに加えてしまいました。
みなさん『ピクプール』という葡萄品種をご存知でしょうか?
なかなかマイナーな品種ですが、南仏では魚介といえば『ピクプール』と生産者の方が声を大にするくらい、
海のワインの定番品種の一つなんです。
ほぼ南仏以外では見られないのですが、それをなんとアメリカ、カリフォルニアのセントラルコーストで育ててしまい、
さらに同じく南仏~地中海のこれまた海のワインの定番品種『ヴェルメンティーノ』とのブレンドして白ワインを造ってしまったというから、
かなりの曲者ワインです。
ただ味わいはそのクセの強さとは正反対、、、
青リンゴや洋梨の柔らかい香りにセルフィーユやディルの清涼感。
非常に澄んで透明感があり、瑞々しく軽やか。
スーっと体にミネラルが染み渡るような優しい味わいです。
余韻に葡萄の持つ自然な甘味がパウダーソルトの様なキメ細やかな仄かな塩気を伴って戻ってきます。
コクや複雑さ、重厚感といったワインに求められがちなものと対極にある、
お食事の隣にそっと佇むワインです。
ただそのクオリティは決してシンプルというものではなく、きっちり作り込まれている新しいスタイルのワインという印象を受けました。
素材の味を活かしシンプルに調理したシーフードや、瑞々しい生野菜。フレッシュトマトを使ったカプレーゼなんかも良さそうです。
夜のお食事のお供というより、穏やかな休日、ちょっと遅めの朝食からランチにサーブしたくなるワインでした。
あと一週間ほどでゴールデンウィークが始まります!
五月晴れの心地の良い日にランチから一緒にいかがでしょうか?
UTPN
BELON銀座店は能登を応援しています!!
今週から石川県能登の牡蠣が再開しました!
まずは被災された方々にお見舞い申し上げると同時に今後の復興をお祈り致します。
BELON銀座店では微力ながら応援していきたいと思います!
日本各地で生産されている牡蠣。
産地により様々な味わいを持ち合わせますが、
能登の牡蠣は日本海で育った牡蠣ならではの『ストレートで力強い塩気』を感じます。
今の時期は比較的円やかな味わいですが、その中でも存在感を示します。
僕のイチオシのマリアージュが同じく石川県能登のワイン
『ノト・ブラン』
マスカットフレーバー豊かな『甘口』ワインです。
このペアリングを体感出来る店は他にはないのではないでしょうか?
これには誕生秘話があり、今から5年ほど前、コロナが蔓延する前のお話です。
BELONでは全国各地の牡蠣を扱っています。
東京オリンピックも控えていたので、牡蠣とワイン、同じ産地のペアリングを一定スパンで発信出来たら面白いのではないだろうか?
と企画してワインを探していました。
そうしている頃、とあるお姉さんのお店に行った時、偶然付いたのがワイン好きのお姉さん。
美味しいとおすすめされたのがこの『能登ブラン』でした。
その時は、ラブルスカ系の食用葡萄だし、ナイアガラでマスカット香が強いし、甘口だし、、、
ワインに不慣れな方や観光地のお土産的なイメージが強かったのですが、(スミマセン、、、)、
『まー折角だし試しに飲んで、能登の牡蠣とも合わせて見よう、、、』ということで試してみました。
正直、全く期待してなく、むしろ、同じ生産者さんのシャルドネがあったので、そちらを使うつもりでペアリングを試してみたのですが、
想定外にナイアガラで造られた能登ブランが牡蠣とぴったりはまってしまいました。。。
ナイアガラ特有の華やかで力強いマスカットフレーバーとワインの持つフェノリックな苦味が牡蠣特有のピリッと刺すようなピート香を抑え、
ナイアガラのストレートな甘さと牡蠣の力強い塩気がバランスをとります。
余韻でもワインと牡蠣の味わいのフォルムが見事に合致する、心地よい甘やかさと旨味を残すフィニッシュ。
単体で飲んだ時の甘いナイアガラから一変。不思議なマリアージュです。
甘口が苦手な方には受け入れ難いコンビネーションかもしれませんが、
面白い組合せなので、銀座店にいらした際は是非お試し下さい♪♪
UTPN
桜が終わったら若葉、新緑の季節です♪♬ (ちょっと早いか、、、)
桜が咲いたら次は若葉、新緑の季節が待っています。
本日は一足先に新緑の季節のオススメのご紹介です。
『グリーンアスパラ&ホワイトアスパラ』
抜ける上品な青さと瑞々しい仄かな甘味に滋味深さ。そしてなんといっても、アスパラ特有の気持ちのよい食感。
日本だとつい居酒屋のアスパラ&マヨネーズを一番に思い出してしまいますが、この季節ならではのお野菜です。
『二色アスパラの出汁マリネ ~ビスマルク風~』
アスパラをさっと湯がいた出汁と旨味の詰まったアスパラの皮で漬け込むことでより深みを増します。
新ジャガのピューレに出汁でマリネした二色のアスパラと半熟卵を添えてミモレットを削ります。
半熟卵を崩して一緒にお召し上がり下さい。
大地香る新ジャガと瑞々しい青さを持つアスパラ、半熟卵が繋ぎとなり絶妙な一体感。
ミモレット特有のモワジーな香りがアクセントに。
これは定番になってしまいますが、やはりソーヴィニョン・ブラン。
フレッシュさに焦点を合わせ、華やかさを加えたいのでニュージーランド、マルボロ
『Villa Maria Private-bin Sauvignon Blanc』
を合わせます♪
お食事・ワインともに大地の息吹を感じる清々しいマリアージュです。
銀座店にいらした際は是非お試し下さい♪
UTPN