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ブルゴーニュワイン高騰に悩む飲食店の強い味方『Saint-Romain』♪♬
最近あまりの暑さでマスクをしている方も減りました。
電車、通勤ラッシュの中でさえも感じます。
このコロナ渦を通して世界が大きく変わりました。
生活サイクルだけではなく、我々ワイン業界でも進行形で変わりつつあります。
もちろんコロナだけではなく、ウクライナ戦争による輸送難や燃料費高騰、
もちろん最近多々話題になる温暖化による影響と、それに向けた対策の為の様々な経費高騰。
そして、円安の影響も大きいです。
コロナの復活から出遅れた日本は世界市場での存在感も弱くなってしまい、相場の弱体化もあいまって、
ブルゴーニュを筆頭に、ボルドー、シャンパーニュとブランド力のある産地全において、後手をふんでしまい、
高騰、むしろ、手に入らないという事象にはまり、
特にブルゴーニュはとんでもない値上がりに直面しています。
この秋、酒税法改定も控えており、
インポーターさんからもらっている現段階の資料だけでも恐ろしい値上がりが確定しています。
ムルソーの村名クラスがかつてのグラン・クリュクラスの価格になっており、
グラン・クリュとなると、もはや『え、、、?!』と耳を疑う価格になってしまっています。
そんな中、昔より値は上がっているのですが、
注目度が低いのか、なんとか手に届くのがこちら、
『コート・ド・ボーヌ』の『サン・ロマン』です。
コート・ド・ボーヌの中でも最も斜面上部、標高400mに位置する村なので、
標高による冷涼な気候を活かした、溌刺とした酸とキリッとしたミネラリティが下支えする産地です。
温暖化の影響がプラスに働き、実もしっかり熟す様になり、一時、注目された産地なのですが、
最近、値上がりに目を奪われがちで、ちょっと忘れ去られてしまっている気がします。
こちら『ジョセフ・ドルーアン』の『サン・ロマン』、やや軽めですが、
一瞬ムルソーを彷彿させるリッチなクリーミーな香りに、
アオサ海苔の様な磯の香りが感じ取られます。
樽由来のクリームっぽさがあるワインなので、
生牡蠣というより、火を入れて、
フライの様なサクッとした食感よりも、フリットの様なフワッとした食感で、
香りを合わせて、アオサを混ぜた衣で揚げた牡蠣のフリットをお塩で、、、なんかいかがでしょうか?
今度料理長に相談してみようと思います♪♬
par UTPN
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