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2023年6月
焼き牡蠣に合わせてバルデオラスのゴデーリョを♪♬
先日に続き、スペインのワインのご紹介です。
ガルシア地方、沿岸のリアスバイシャスから東に進んだ奥地、
『バルデオラス』のワインです。
最近少しずつ知名度を上げてきた土着品種
『ゴデーリョ』から造られているワインです。
あのジャンシス・ロビンソンも
『スペインのピュリニーの様だ』
とも表現しているお気に入りのブドウ品種の様です。
柑橘から白桃様な香りに火打ち石やヨード香が加わる多層的なアロマ。
味わいに張りがあり、ブルゴーニュ的な締めつける様な強さではなく、
軽く口中をグリップする様な苦みと塩気を伴うのワインです。
果実の熟度の高さと張りのある酸、しなやかさを合わせ持つ、バランスの良いスタイルです。
ガルシア地方、特にリアスバイシャスは魚介で有名な地方なので、
生の魚介などには、当然、、、
『リアスバイシャス』!!
となるのですが、
焼いたものなど、火の入った魚介にはこちら『バルデオラス』のワインを合わせるそうです。
ブロン銀座店でしたら、せっかくなので焼牡蠣三種盛と楽しんで頂きたいと思います♪
par UTPN
生牡蠣に合わせてクラシカルなリオハの白を♪♬
今月のBELON銀座店のおすすめワインがこちら!
スペイン クネ社が『リオハ』の地で造る
『モノポール クラシッコ』です!
スペイン リオハと言えば、ワインの好きな方でしたら皆さんご存じ、スペインきっての大産地です。
実はこのリオハの産地、とあるMWの研究によると世界で4位、
ワイン市場の最先端イギリスでは2位のブランド力、要は、信頼度を誇る産地として選ばれています。
そして、このクネ社の『モノポール クラシッコ』、
その名前『クラシッコ』にある、かつてのスペインで流行ったのスタイルの復刻版でもあります。
1910年代、シェリーが非常に人気あり、
シェリーを混ぜた白ワインや、シェリー樽で醸造・熟成されたワインが当時造られていたそうです。
実は、シェリーなどの酒精強化ワイン、キリッとしてドライ、
フィノやマンサニージャは生の魚介とも相性が良いのですが、
シェリーなどの酒精強化ワインはワインの持つ鉄イオンの電荷が変わる為、魚介の脂肪酸と反応しにくくなり、
生臭さを発生する物質が抑えられるという化学的な裏付けもあったりもします。
そんなこの『モノポール クラシッコ』、
熟成をシェリー(マンサニージャ)樽で行っており、
仄かなシェリー香りや塩気を感じるキリッとしたドライなワインに仕上がっています。
じめッとした、これからの梅雨の季節にぴったり、
生牡蠣と一緒にキリッとさっぱり、リオハの白はいかがでしょうか?
par UTPN