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2023年4月
ワインバーが贈るこだわりのジン
『無花果』 こう書くとなにかの曲名みたいですね♪♬
イチジク
『無花果』と書く様に、
花を咲かさずいきなり幹から生えてきます。
不思議な果物だなーと調べてみたら、どうやらあの実の中に花が隠れている
隠頭花序(いんとうかじょ)
という形態らしいです。
花が含まれている花嚢がやがて果嚢となって肥大化して食べられる実になるそうです。
歴史を紐解くとブドウとともに紀元前から育てられていた最古の栽培果実の一つと言われていて、
エジプトのピラミッドなどの遺跡に描かれている他、
旧約聖書のアダムとイブの話やローマ建国神話などにも載るくらい古くから親しまれてきた果物だそうです。
なんと、そんなに長い歴史を持つ果実だったのですね。
たまにワインのおつまみで出てくる、ドライイチジク。
そう考えると悠久の時を感じさせてくれるお洒落なアテに見えてきますね。
本日の岩牡蠣のご紹介です。
BELON銀座店 4月・5月の曜日別イベントのご紹介
NEW AYALA のテイスティングに参加してきました。
昨日、三国ワインさんの招待でアヤラのセミナーに行ってきました。
今年度から新たなスタイルでリリースされるらしく、その御披露目ということで、
4つのキュヴェを四種類の塩と合わせてみるという興味深いセミナーでした。
今回のリニューアルのポイントは
①テロワールの多様性
②シャルドネ率の増加
③ミクロヴィニフィカション
④ヴァンドレゼルブの増加
⑤ドザージュの減少
だそうです。
使用される畑が増え、
2012年は25CRUsであったのが2017年は50CRUs、そして今回、70のCRUまで広がったそうです。
さらに、その畑の収量に応じたサイズの発酵タンクで醸造することで
それぞれの個性を表現したピュアなベースワインを造れる様になったそうです。
なかでも、アヤラのスタイルの柱となるシャルドネにおいて
ピュアさとミネラリティをより表現出来るようになったとのことでした。
それに加え、リザーブワインの比率を高めることで、使用するドザージュ量を減らし、
ドザージュに頼らない、よりクリアーでミネラリティのある調和を達成することが出来たそうです。
ブリュット・マジュールはクリアーでスタイリッシュ、軽やかになりつつもバランスがしっかりとれた、
牡蠣を始め、アペリティーフとして素晴しいシャンパーニュになっていました。
ブリュト・ナチュールはより研ぎ澄まされ、どこか凜とした、フレンドリーというより、
ガストロノミックな食事向けの味わいに感じました。
ロゼはおいといて、、、
一番良かったのがニューリリースのブラン・ド・ブラン2016年。
個人的な意見としてブラン・ド・ブランはどうも市場においてネームバリューが先行してしまい
実際のクオリティーや食事との相性が隠されてしまっているのではないか、、、と疑いがちなのですが、
今回合わせたフランス産のゲランド塩と素晴らしい相性でした。
ゲランド塩特有の豊かな磯の香りを伴う旨味がブラン・ド・ブランのフルーツ香を引き出しつつ、
お互いの余韻を伸ばす、調和の取れた心地よいフィニッシュでした。
このお塩、牡蠣にも通じる味わいでしたので、
このブラン・ド・ブランは牡蠣ともきっと素晴らしいハーモニーを奏でるのではないかと、感じました。
うん!近々注文してしまおう♪♪
par UTPN