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ギリシャ。夏の海のワイン♪♬

 
こんにちは!BELON渋谷です。
 
関東ではしばらく続いた雨天が終わり、いよいよ夏本番というところでしょうか。
 
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うちの葡萄も色づき始めてきました。
この色づきの時期をVeraison(ヴェレーゾン)期と言ったりするのですが、
これからが虫との戦いです。
 
 
さて、BELON渋谷店ではこんな夏本番にピッタリなワインをご用意。

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土着品種の宝庫、ギリシャからお届けする白ワインです。

アシリティコではなく『ロディティス』というちょっと珍しいブドウから作られる

ギリシャ・ケファロニアのワインです。

ギリシャの海のワインというと、キリッとした柑橘系の酸と凝縮感

はっきりとした塩気を感じられるものが多いと思います。

いかにも夏の地中海を表している味わいですよね。

 

こちらのワインも例にもれず塩気の効いた、

つい魚介と合わせたくなるような白ワインです。

 

さて、海沿いのワインによく感じることが出来るこの『塩気』なのですが、

どこからくるのでしょうか?

 

よく言われるのが、

・海水を吸った塩分を含む雨雲から塩分を含む雨が降り、それを吸収する為

・海抜下まで根が伸び塩分を含む水を吸い上げる為

・活火山島の場合、水蒸気に塩分が含まれそれを葡萄が吸収する為

などですが、

 

葡萄の樹は生き物なので必要な成分と不要な成分を区別し、

根が必要以上に不要な成分を吸収し、

さらにそれが葡萄の実に現れることはないといわれています。

 

このようなケースは他にもあります。例えば、、、

・石灰土壌で作られたワインに石灰様のフリンティーな香りがすることがあったり、

・シレックス土壌で作られたワインに火打石の香りが表れやすいなどですが、

現在、土壌成分と香り成分の関連性はないと科学的に結論つけられています。

ちなみにシャブリでよく現れる火打石の香りば『ベンゼンメタンチオール』という物質で

発酵の際の酵母由来の香りとの事です。

 

さて話を戻しますが、塩気の原因と言われていることが、

 

①まず、ワインに含まれる乳酸と酒石酸のバランスにより感じられるそうです。

 

たまに内陸のワインなどでも塩味を感じられることがあります。

内陸というと気候は夏場、非常に暑くなる大陸性気候です。

ワインを主に構成する酸としてリンゴ酸、酒石酸、乳酸が挙げられます。

・リンゴ酸はシャープな酸味が特徴で、ブドウが熟すにしたがって減っていきます。

・酒石酸はそれほど減りません。味わいに仄かな苦みや塩気を伴います。

・乳酸はマロラクティック発酵によりリンゴ酸が変質するものです。

気温が上がり、ブドウが成熟すると当然リンゴ酸は減ります。

しかし酒石酸はそこまで減りません。

その酒石酸が結合して酒石酸塩を生成して塩気を感じさせるそうです。

 

また、ワインを醸造する際、または瓶詰する際、亜硫酸を添加します。

③その亜硫酸が結合し亜硫酸塩を生成し、塩味を感じさせるそうです。

 

これらが塩味の科学的な要因としてあげられるのですが、

なんといってもブラインドでワインをテイスティングした時、

なぜか海沿いのワインには磯の香りや塩気を感じてしまいますし、

石灰土壌のワインには石灰様のフリンティーさを感じてしまいます

まだまだ科学だけでは解明できていないことがたくさんあるようです。

 

そんな訳で、、、都会のど真ん中BELON渋谷で夏の香りを感じてみませんか?

みなさまのご来店お待ちしています♪♬

                         par UTPN

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