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【牡蠣とワインとファンファーレ】vol.4 ~美食〇ァンファーレパクりました~

 

今日はラベルのお話。

ワインというと、どうしても中身のお話になってしまいますが、

ワインの顔ともいえるラベルにも様々な物語があります。

生産者の名前、生産地、生産年、場合によっては品種、などですが、

なんといっても生産者の想いが込められています。
 

【牡蠣とワインとファンファーレ】vol.4

こちらはドイツ ファルツの生産者

『フリードリッヒ・ベッカー』さん

葡萄を見上げる狐のエチケットが目印です。

ここにもたくさんの物語があります。

現当主はその地の共同組合の立ち上げに関わった地元の盟主の息子さん。

なんと自分で醸造所を立ち上げるといい、

さらに当時は大量生産・甘口白ワイン全盛の時代、

ミュラートゥールガウでなくピノ・ノワールを育てブルゴーニュに負けない赤ワインを造るんだとか。

世間はベッカーのワインは酸っぱくて美味しくないと陰口を叩く時代が続きましたが、

今のなっては多くの権威ある賞を受賞する地域の代表的な生産者となりました。

 

このエチケットはイソップ童話の『すっぱい葡萄と狐の一幕』

木の高い所に美味しそうな葡萄がなっていましたが、狐は届きません。

狐はその葡萄は酸っぱいに決まってると言って悔しそうに立ち去りました。

 

当時のベッカーさんの苦難の道のりと、やってやる!という気概を表しています。

なんか良いですね。



ん、、、?!!!こ、これは!!!

 




まるで1996年の天皇賞・秋を3歳(当時は4歳表記)で勝った

『バブルガムフェロー』!!!

天皇賞・秋といえば一流古馬が集結する、中距離戦線秋の大一番。

今でこそ3歳馬も積極的に挑戦しているが、当時は3歳には遥か遠い世界。

無謀だという批判の中、果敢に挑戦し、

サクラローレル、マヤノトップガン、マーベラスサンデーといった超一流古馬に競り勝ち、

3歳の新たな可能性を見出だした開拓者!

まるで、そんな彼にふさわしいヒストリーだ!!!



さて今週は天皇賞・秋!

昨年はエフフォーリアが3歳で勝った。

今年の3歳もレベルと層の厚みが違う。

世代随一の天才と評される素質馬イクイノックスも参戦。恐らく1,2番人気。

でもみんな忘れてないか?!

最も速い馬が勝つ、昨年のエフフォーリアも勝った皐月賞の覇者は、

『ジオグリフ』!!!

骨折明けでも世代屈指の爆発力!

今回はジオの豪脚が府中で炸裂する!

相手はイクイノックスと3着に府中巧者ダノンベルーガ

若武者達よ新しい風を吹き込め!!!

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