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牡蠣には『シャブリ?』いや『ミュスカデ』を忘れるな!
魚介や牡蠣に合うワインというと、間違いなく『シャブリ』が出てきますよね?
でも、海外のソムリエからすると
『酸もしっかりしてるし、まー悪くないんじゃない?』くらいらしいです。
『なぜ?』と質問すると、、、
『だって内陸のワインじゃん!』だ、そうです。
日本でのシャブリ・シャルドネ信仰の強さを感じます。
ワインの世界でも色々なトレンドがあり、今、その流行りの一つが
『 海 の ワ イ ン 』です。
内陸の寒暖差が作るキレあるワインに比べ、柔らかさのある瑞々しさが特徴だと思います。
最近では、スペインのガルシアやポルトガルの沿岸部のワインが注目され、
特に主要品種であるアルバリーリョは温暖化の影響を受けているボルドーの補助品種にも認められました。
また、スペインやポルトガルの火山島のワインも注目を浴びてます。
ギリシャ サントリーニ島のアシリティコも記憶に新しいところです。
そして『海のワイン』で忘れてはいけないのが、フランスのロワールの『ミュスカデ』です。
ロワールの河口に拡がるエリアで造られるミュスカデは、
柑橘系の伸びやかな酸とアフターに現れる塩っ気が魚介との好相性を感じさせてくれます。
シュール・リーという製法をとり、澱と寝かす事で、旨味がワインに行き渡り、コクとふくよかさを与えてくれます。
仄かに酵母っぽさを感じさせるドライでさっぱりしたワインです。
オススメの牡蠣は、、、あっさりした牡蠣と思いきや、実は『厚岸』の牡蠣です。
厚岸の牡蠣は濃厚でコクがあるのですが、南の甘い牡蠣と比べると、ややドライ。
冷たい海でじっくり育つことで深みのある旨味を持ちあわせ、そこがミュスカデと調和します。
ブロン渋谷店ではオイルサーディンのエチケットが目印の
『MUSCADET Les Petitte Sardine』
でお待ちしてます!
par UTPN
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